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ZINE 未知の駅Vol.3 特集:動く/止まる

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“(未知の駅 Vol.3 オープニング曲)
しあわせは 歩いてこない
だから歩いて ゆくんだね
一日一歩 三日で三歩
三歩進んで 二歩下がる



人は常に動いている。
でも、ずっと動き続けるのも疲れるものだ。
慣れない動きなら尚更。
だから、一旦動きを止めて休むことも
ときには必要だ。
ただ、どうしたことか
ときどき、止まろうと思っても
止まれないことがある。



社会に一歩足を踏み入れれば
「頑張ること」「強くなること」
「前に進むこと」「積極的になること」
を過剰に期待されていることがひしひしと感じられる。

その一方で、
「頑張らないこと」「休むこと」
「生産しないこと」「停滞すること」
が否定されがちな空気が
誰も口にしてはいけないことかのように
流れていることも
どこかで敏感に感じとっている。

ただ、ふと、あれでも待てよ、と立ち止まる。
止まることって、そんなに悪いことだろうか?

最近、とある介護付き有料老人ホームで長年働くベテランスタッフに
こんな話を伺う機会があった。

「忙しいときほどゆっくりしていいんです。
例えば、いつもはスタッフが3人いるのに、今日は2人しかいない。
そういうときは「じゃあ1人はギターを弾いて歌ってください」っていう。
そうやって、ゆったりしたスタッフが1人いれば、
ご利用者さんもゆったりできて、もう1人のスタッフも
リラックスして歌を聴きながら仕事ができるでしょう。
普通なら「ただでさえ人手が足りないときそんなことしたら…」
って考えてしまうんだけれど、そこで「あえて」ゆっくりしてみる。
そうすると、スタッフもご利用者さんも気持ちに余裕をもつことができて
お互い気持ちのいい時間を過ごすことができるんです。」



「動く」ことと「止まる」こと。
それはコインの裏表のような関係にあって、
それぞれがそれぞれに
大切な役割を持っているんじゃないだろうか?

一生懸命前に進んでいるようで、
気がついたら後ろに下がっている、
そんなこともあるかもしれないし、
後ろに下がり気味だなぁと思っていたら
そのおかげでいつのまにか前に進んでいた、
なんてこともあるかもしれない。

そもそも人って、そんなに真っ直ぐ
歩ける生き物なのだろうか?

三歩進んだところで「あえて」
二歩下がってみることや、
迷ったり探検したりしながら
道をクネクネと遊歩してみることを
受け入れられたとき、
人はそこにどんな風景を見ることができるのだろう?

…そんなことをぼんやり考えていたら
隣の家で放し飼いされている犬に襲われて、
買ったばかりのiPhone5を落として
さっそく画面がバキバキに割れてしまった。

まったく。やっぱりうまくいかないじゃないか!”(序文より)

[Contents]
「のまれる」(村木沙耶)
「東アジア人になろう! ー<虚>へ至る道」(ハーポプロダクション)
「ルポルタージュ 武藤類子ワークショップ『踊る・黙る・話す・聴く・留まる』(山本敦久)
「サウス・ウェストの風」(田仲康博)
「テイスト・オブ・マインドネス―ヴィパッサナー瞑想体験記―」(片渕一暢)
「-ING 特集:いまの20代はなにを考えなにをしている?」
 「レッツ・テーク・ア・ブレーク」(斗ケ沢藍)
 「ロマンチック逃避」(モリテツヤ)
 「仕事と私」(梶山ひろみ)
 「なんというか、ニンゲン」(岡村虹二)
 「八方美人宣言」(高倉草児)

定価:500円(税込)
編集長:諫山三武
表紙イラスト:瓜生太郎
アートディレクター:友絵
本文設計:mamoru.ohashi、友絵
校正:向山美紗子
発売日:2013年12月1日

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